持てない暮らし

持てない暮らし

40歳代後半戦突入

まさかこの年になっても

賃貸暮らしをしているとは

思ってもみなかった

持てない暮らし

家なし車なし子なし

他にも諸々なしなし

だからといって

潤沢な貯蓄があるわけでもない

この先ローンを組むなんて

とてもとても無理

当たり前だと思っていたことが

当たり前ではなかった

引越をする度に

転機になればいいな、と

何も根拠確証もないのに

漠然と

淡い期待を抱いていた

環境が変わるだけで

好転を期待するだなんて

甘すぎるのは

わかっていたけど

今住んでいるところは

義実家の近く

オットは長男なので

いずれ戻る事は聞いていたし

私もそのつもりでいた

お義父さんお義母さんの年齢もあるし

そろそろ地元に戻った方が～

と切り出したのは私

これは本心だったし

いいタイミングで引越せたかな

とも思っている

だけど不意に襲ってきた

"最終地点"感

"ランズエンド"感

現実を突きつけられた気がした

数年前

地に足をつけない生活を

直視したくない処は

見て見ぬ振りをする生活を

ふわふわとしてきたふたりだから

しょうがないのだけど

積もり積もったモノが

噴火したのは

昨年の春

コロナ禍

コロナ禍生活についての

考え方の違いにはじまり

軽率な言動

後付感満載の薄っぺらい言い訳

ご近所トラブルの塩対応

その他書き出したらきりがない

諸々も積み重なって

イライラMAX

距離ができ会話がなくなり

ひとりの時間が増え

考える時間が増え

漠然とオットに対して

もやもやしていた事が

カタチになって

　言葉になって

溢れてきてしまった

小衝突を繰り返し

俺は満足している

俺の生活が～

休みたかったら～

そんな言葉あんな言葉で

ココロが離れ

この人の尻拭いやあれやこれで

私の時間が割かれる理由は何

自由になりたくて

もう家を出ようと

内見にも行った夏の終り

最悪な1年だった

今までにないぶつかり合いをして

ぶつかり合いと云うよりも

削り合いだったかな

両方か

解消できた訳ではないし

解決していない事も

山ほどあるけど

今までよりは多少

向いてる方向を

軌道修正できたのかな

と云った感じの今

ハンバートハンバートに

救いを求めて

ひたすら聞いていた

そんな2020だった

写真は焼きたてコーンブレッド

焼きたての端っこを味見したら

サクサクザクザク

すごくおいしくて

今食べなきゃ！となって

つまみ食いを超えた

本気食べを一緒にした時の

こんな時間がしあわせだよね

小さな楽しいや

小さな幸せを

積み重ねれたら

それでいいじゃない

ずっとそうやって

暮らしてきてたのだけど

そう思えるときと

思えないときとが

混在しすぎて... ね

今年の目標は

社会復帰

本を読む

言葉を知る

考察する

とその前に

もう間もなく

今年一番の大仕事が待っている

まずは無事生還しないと！

後で消すかもしれないけど

こんな話もぽつぽつと

残しておこうかなと思う

今日此頃